3月11日

 体育館で卒業式の練習中。Gが失態。「ハンド マーク君」と呼ばれる直前、「地震です」と女子の声。
5秒後に揺れ始めたので演台にヒナン。←Gと一緒に。
上からS先生がかぶさり守ってくれた。みんなパイプイスに頭を入れた。
照明はガチャガチャ音をたて大きくユれ、けい光灯も少し弱まったり、もどったりの繰り返し。
T(注:先生)「大きいよー」 地面(床)も思い切りゆれる。
皆ア然、声も出ない。しばらくして声が出始め、先生が「静かにっ!」と言う。
少しおさまってから司会者の場所にひなん。みんなひれふしている。
最初はGも司会者の所に入ったが、せまいのでGはいすの下に頭を入れた。(おしりをつき出す形で)(東海地しんがやって来たのかと思った。)まだゆれている。
おさまってから、「各学年の担任の先生は情況のはあく」という放送。T先生が職員室に必死に「外にひなんさせていいですか?」と大きく言う。校長の許可がおり、外に行くことになり、行くと5年がかたまっている。(Iがいた。)その後もゆれ続け、しばらく立って下校することに。
  (今日は3:15下校とします。繰り返し…)体育館の窓ガラスが振動しており、T先生が「まだゆれてますね」と他の先生と話していた。
 体育館前の地面にひび。カイダンのタイルにもひび。

 教室に帰ると、SとOが泣いた。結構な余震が2度来て、2度目にT先がドアをガラッ!とあけて「大丈夫!静かにしろ!」と大声で言う。Hが泣く。Jも潤む。S(←とくに)とJのアレが見えそうになる。X(注:祖母の愛称)が心配だった。
防災頭巾をかぶって帰ることに。集団下校。道路にもひびわれ。家に帰ると、宮城でしんど7、ここは5弱のようだ。X曰く、「外でこうはってたらね、Yさんの車がグワァン々ユレテンだど!」 お札(←「すわ」の)はたおれ、教科書トロフィー脚立がたおれ、引き出しも全開。Xの部屋にあるこわれかけTVも10cmほど北へずれ。道路も少しひび。




なるべく原文に寄せました。固有名詞はアルファベットに置き換えました。

  • 最終更新:2017-04-24 00:35:51

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